優れていると思っているGit(SourceTree)ですが、Subversion(TortoiseSVN)と比べてデメリットと思える部分もあります。分散管理のしくみ上、仕方ない部分が多いですが。
バイナリファイルのロックができない
チケットで同じファイルを触らないように管理するしかない。
ツリーを一部だけを作業領域として取り出す操作ができない
リポジトリ全体をチェックアウト(クローン)することしかできない。
submoduleなどの機能で一部だけ扱うことはできるが得意ではない。
細かいアクセス制御ができない
SVNはディレクトリ毎に、ユーザーにread/writeを許可を設定可能
ファイル名の変更や移動 ファイルの移動や変更は
sourceTreeでは、変更内容から推測されるのみ。コマンドであれば明示的に指定可能。
リポジトリ内のファイルを HTTP で簡単に得られる
Apache で Subversion サーバーを立てれば、ブラウザでファイルを取得できる。
WebDAV でファイル共有できる
Apache で Subversion サーバーを立てれば、エクスプローラーで最新ファイルにアクセス可能。
特定のフォルダ配下のファイルに対する変更履歴が見れる
Gitは特定のフォルダ配下の履歴をまとめてみることはできない。
(ファイル単位の変更履歴は可能。)
後からコミットログの書き換えが難しい
リポジトリの設定(フック)を設定していれば、過去のコミットログを修正できる。
SourceTreeでは直前のコミットログしか修正できない。
ファイルの存在しない空のフォルダの管理ができない
gitでは.gitkeepという空のファイルを作成してディレクトリを管理対象にするしかない。
リビジョン番号がわかりやすい
gitでは、リビジョン番号がハッシュ値になり、直感的にわかりにくい。
SVNは連番のため、リビジョン番号が大きい方が後からコミットされたことがわかる。
クライアントツールが軽快
TortoiseSVNに比べてSourceTreeは動作が重い。
(Gitのツールの中ではSourceTreeが一番だと思います。)
SourceTreeは日本語の処理が苦手。
直感的に操作しやすい
SVNよりGitの方が最初の学習コストが高い。
参考
Git に対する Subversion の利点http://tmtms.hatenablog.com/entry/2014/05/31/subversion
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