2013年8月8日木曜日

説得する方法

1.相手の話を聞いて、合意点を探る
説得モードに入った時こそ、積極的に相手の話を聞きます。
まず最初に、相手がどれだけ自分の主張を受け入れそうかを聞きます。次に、相手がこれだけは言わなければと思っている反論を聞きます。最後に、相手が同意できそうな点を聞き、最終的には合意を得ます。説得上手な人というのは、絶えず相手の話を聞いているので、相手が何を言いたいのかよくわかるのです。相手の言いたいことがわからないうちは、うまく相手を説得できません。


2.いい関係を作る
好感と共感を持たれるように、共通の目的を作るようにします。
相手の立場に同情し、自分は味方だということをわかってもらいます。焦る気持ちを抑え、相手が自分の主張に耳を傾けてくれるのを待ちます。心を開き、自分の言い分に同調してくれる人に対して、人は説得されやすいものです。


4.些細なことはYes
事実を議論することには意味がない。
世界は白か黒では決められないことがほとんどです。相手が一番言いたいことを見つけ出し、それを大事にします。実際、少しでも妥当だと思う意見であれば、全面的に相手の意見を認めます。これで、相手はこちらの意見を完全に却下しにくくなります。

誰かを説得したい時は、まずは相手を否定するのではなく、相手の意見に同意できるところを見つけ、信用してもらいましょう。そうすれば互いに同等の立場で意見を交換しやすくなり、こちらが反対意見を持っていても、相手は心を開きやすくなります。


5.相手を満足させる
ささいな意見の食い違いやすべての口論に勝とうとしません。相手を言い負かすのは、うまい戦略ではありません。

大局的に見て大事なことでなければ、小さなことは喜んで犠牲にします。相手から「イエス」を引き出す一番の近道を常に探っているのです。

大抵、「相手のことを認める」というのが一番の近道であることが多いです。本当に大事な問題について話し合う時のために、エネルギーは温存しておきましょう。できるだけ相手に合わせ、本当に大事なところだけを守ります。

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