2014年11月6日木曜日

HyperV統合サービスの解説

オペレーティングシステムのシャットダウン

[仮想マシンの接続]やHyper-Vマネージャーから仮想マシンを正しくシャットダウンします。 PowerShellのStop-VM、Restart-VMコマンドレットでシャットダウン、再起動が可能になります。


時刻の同期

ホストと時刻同期を行います。[注意] 仮想マシン上でActive Directory Domain Servicesを動作させる場合は、時刻の同期を無効にしてください。有効にしていると時刻がずれる場合があります。


データ交換 (KVP Exchange)

Key Value Pair Exchangeと呼ばれる機能でホストOSからゲストOSの情報を取得できるようになる。(ゲストOSへの情報提供も可能) レジストリ経由により、ホストと仮想マシンでデータを交換します。
Hyper-V Data Exchange Service がこの機能を担っている。

【Hyper-V】統合サービスの「データ交換」ってなに? その2
http://blogs.technet.com/b/junichia/archive/2009/06/13/3253986.aspx


ハートビート

ハートビート機能を有効にします。 ホストOSからゲストOSを監視する。


バックアップ(ボリューム チェックポイント)(旧:ボリューム スナップショット)

Hyper-V には独自のVSS (Volume Shadow Copy Service)ライターが用意されており、ホストOS上からVSSを実行してゲストOSのバックアップを取得することができます。 VSS実行時に、ゲストOSに対しても、VSSライターが実行され、ゲストOSのシステムデータの整合性を保つことができます。 但し、VSSに対応していないゲストOSの場合は、バックアップ処理中に仮想マシンが一時的に保存状態になり、バックアップが取得されます。
ホストOSのバックアップソフトやバックアップエージェントを使用して稼働中の仮想マシンを停止することなくバックアップをとることができる。 ただし、仮想マシンがVSS(ボリュームシャドウコピーサービス)に対応している必要がある。

0 件のコメント:

コメントを投稿